技能士とは、職業能力開発促進法に基づいて実施される「技能の水準」を公証する国家検定試験の合格者に付与される称号です。
この技能検定試験は、学科と実技について行われ、上位等級(特級、1級又は単一等級)の合格者には厚生労働大臣名の合格証書が、また2級、3級の合格者には都道府県知事名の合格証書が交付され「技能士」と証することができます。
試験は、昭和34年(1959年)以来、年々内容の充実が図られ、現在137職種を対象として実施されています。技能士の資格は「確かな技能の証」として活用され、職場においては高く評価されています。
◇技能士会は、技能検定合格者をもって組織された団体です。
◇秋田県内には100職種について、特級、一級、単一等級、二級、三級併せて約3万8千6百人の技能士がおります。(平成20年度現在)
◇この技能士が各職種、地域ごとに技能士会を結成しております。
◇この連合会として、秋田県技能士会連合会があります。
◇さらに上部組織として一般社団法人 全国技能士会連合会があり、全国レベルで技能士の地位の向上、技能尊重気運の醸成のための事業を展開しております。
秋田県技能士会連合会は、技能士を会員とする技能士団体として、技能士の存在を広く一般社会に理解し、知っていただくための活動を行っています。